Linux開発の基礎

Linux開発の基礎

組み込みLinuxとデスクトップ用Linux

KESでの組み込みLinuxと言われるものの開発とはどんなものか?を少し記載します。

デスクトップ用のLinuxでは通常インストールディスクからインストールすることで、ハードウェアの構成を自動的に認識し、Linuxのドライバを再構成します。

しかし、組み込み用の場合はハードウェアの構成は決まっており、またROM容量(デスクトップではHDD)の容量に制限があるため、不必要なドライバ等を持っていることは容量を圧迫するだけで無駄となります。

このため、カーネルと必要最小限のドライバ、ユーザランドへのパッケージで環境を構築します。
今回はカーネルのカスタマイズの概略について記載します。

カーネルのカスタマイズ

カーネルに必要なドライバのみを有効にし、また不必要なドライバを削除するには、カーネルのメニューコンフィグによってカスタマイズし、その後カーネルを再コンパイルします。

カーネルのメニューコンフィグは上図のようなGUIとなっており、の設定を変更することで、カーネル内に組み込む/組み込まない、または、ユーザランドにドライバモジュールとして配置するかを変更できます。


また、同時にデバイスツリーブロブをカスタマイズすることで、各ドライバをロードする/しない、及びドライバへの各種パラメータ設定しボード固有の起動構成とします。

ハードウェア固有のドライバが無い場合は、ドライバを作成し上記手順にてドライバを組み込み使用することとなります。

上記の手順を行うことで、ハードウェア固有で起動するLinuxカーネルイメージができます。

最適な環境構築からサポート

当社では、評価ボードベースから新規でボードを起こした場合のディストリビューションの移植も得意としており、その時にボード固有で実装したチップのドライバ開発も可能です。
評価ボードから量産用のオリジナルのボードへLinux移植を行う場合は是非当社へご相談していただければ、最適なプランを提示し、お客様が満足できるものを提供できるかと思います。

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