_KES P2P Link


セキュアなネットワークを自由自在に

遠隔操作、ネットワーク構築


詳細資料請求


無料デモ機貸出

接続設定不要なネットワーク構築デバイス


主な使用用途

1. 産業機器(PLCやHMIなど)の遠隔メンテナンス

2. サーバー・PC・NASの遠隔バックアップおよび監視

3. LTE通信による通信回線の冗長化・バックアップ回線

4. 複数拠点間のネットワーク統合(最大子機5台)

5. 海外拠点のネットワーク延長(グローバル対応)

KES IoT Logic との違い

ハードウェア(筐体)は同じですがソフトウェアが違います

KES P2P Link

LTE回線を使って遠隔地同士をネットワークでつなぐ装置です。接続設定不要で手軽に導入でき、LTE回線を使った通信環境を構築し、産業機器などの遠隔操作や管理を支援します​。

KES IoT Logic

PLCやセンサーからデータを収集し、各種クラウド(AWS IoT、Microsoft Azureなど)やオンプレサーバーに送信するIoTゲートウェイです。主に遠隔監視のために使用し、現場から収集したデータはクラウド上でグラフ化されリアルタイムでの監視や、長期間収集したデータの解析などに利用されます。

LTE通信

固定回線不要で設置場所を選ばず
通信インフラがない現場でも運用が可能。

接続設定不要

電源投入後自動でセッションを構築
専門知識を持たないユーザーでも簡単に運用可能。

セキュアな通信

独自P2P暗号化技術でセキュアな通信を実現。

L2延伸

ネットワークレイヤー2での通信を行うため
プロトコル制限なく遠隔操作や同期制御が可能。

海外対応

46カ国で利用可能
現地回線に依存せずグローバルな機器管理が実現。

https://www.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2025/06/Link_PV_typeC_18M.mp4

設置するだけでネットワークを構築、既存設備を遠隔化

KES P2P Linkはモバイル回線を利用し、ネットワークを構築・拡張するためのサービスです。本製品はP2P通信を用いた独自の通信方式を採用しており、製造・建設・物流などの現場で使用される産業向け設備の遠隔化などに求められるレベルのセキュアな通信を行います。LTE回線を使用しEthernetを延長するため、一切の設定が不要で、かつネットワークインフラが未整備の現場でも即時運用が可能です。

接続対象の機器同士が同一ネットワーク上に存在する状態になる


下位側通信規格(機器側との通信)

Ethernet
・有線LAN (RJ45)

カスタム仕様
・Wifi(標準では非対応)

上位側通信規格(KES P2P Link同士の通信)

・モバイル回線(4GLTE/3G/2G)

・WiFi

・有線LAN

対応機器




KES P2P Link 対応機器一覧


機器カテゴリ 代表的な機器名・システム例 備考
PLC(シーケンサ) 三菱電機 MELSEC、OMRON CJ/CPシリーズ、KEYENCE KVシリーズ、YOKOGAWA FA-M3など ラダー書き換え、モニタリング、ファーム更新に対応
タッチパネル・HMI 三菱GOTシリーズ、Pro-face、シュナイダー、富士電機 Monitouchなど HMIとPLC間の通信にも対応
ロボットコントローラ ファナック、安川、デンソー、川崎重工などの産業用ロボット リモートティーチングや状態監視が可能
産業用カメラ・画像処理機 Cognex、Keyence、オムロンなど 設定変更やデータ転送が可能
計測機器・検査装置 計測データを収集・伝送する機器(EtherCAT/IOLink接続機器等) ブロードキャスト使用時に有効
SCADA・制御監視装置 iFIX、CitectSCADA、GENESIS64など リアルタイム性や双方向制御が必要
ネットワークストレージ(NAS) バックアップ用途のNAS、現場サーバー等 セグメントを統一したい場合に活用可能
インバータ/サーボドライバ オムロン、安川、三菱など パラメータモニタや書き込みが可能
自動倉庫システム・AGV 自動搬送装置・棚搬送システム等 制御盤との連携に使用可能
その他 PoE機器、ブリッジモード対応カメラ、NTPサーバ同期機器など ブロードキャスト通信を必要とする機器に対応




電源を入れてLEDランプの点灯を待つだけ

 本製品はEthernetをそのまま延長するため、専用のGUIなどは存在せず、運用時も一切の操作が不要です。 導入・運用方法が簡素化されているため、技術的な専門知識を持たないユーザーにもご利用いただけます。

複数台で連携し、切り替えてネットワーク接続を行う場合

接続先を切り替える構成でお使いいただく場合は「子機切り替えアプリ」を使って接続先デバイスを指定する必要があります。
デバイス管理と接続先の指定ができる簡便な仕様となっております。

※実際の管理画面

切り替え接続

一台の子機から親機に対して切り替えての接続が可能です、各拠点に親機を設置し、接続先を切り替えてのメンテナンス作業などを可能にします。

同時接続

一台の親機に対して複数台同時に接続が可能です。社内サーバーへの遠隔接続などの用途でお使いいただく際などに接続状況の確認などを行わずに円滑な接続を可能にします。

L2延伸でEthernetをそのまま延長

本製品はEthernetをそのまま延長するため、産業機器が行う独自のプロトコルを使った通信や、機器特有の専用アプリを使った遠隔操作などを可能にします、つまり、超長距離まで有線LANを引き伸ばした状態とあたかも同じ状態を作り出します。

L2延伸とは

レイヤー2(データリンク層)のネットワークを、物理的な距離に関係なく遠隔地まで“そのまま”拡張する技術のことです。通常、離れた拠点同士をつなぐ場合は、VPNなどレイヤー3(L3)以上の接続で構成されますが、これではMACアドレスベースの通信やブロードキャストが通らず、L2での通信が必要な機器やプロトコルが使えないという制限があります。

KES P2P Linkの最大の特長は、このL2延伸をLTEやWi-Fi、有線LAN経由で簡単に実現できる点にあります。

PLCのラダー書き換えや同期運転が遠隔化できる

KES P2P Linkは、遠隔地にあるPLCと本社側のネットワークをレイヤー2(L2)レベルで直接接続するため、一般的なVPNやリモートデスクトップでは対応できない、PLCベンダーが提供する専用ツール(例:MELSOFT GX Works、CX-Programmer など)を使用したラダー図の書き換えやモニタリング、さらには複数拠点に設置されたPLC間での同期運転といった高度な作業が、遠隔地からでも問題なく実施できます。

産業現場に必要なセキュリティ

KES P2P Linkはエッジコンピュータと外部ネットワークを,必要な時のみセキュアに接続できる技術を採用。
産業設備のIoT化に必要なセキュア接続を可能にします。
全ポートを閉鎖した状態でも通信可能な独自のP2P通信と暗号化技術によりセキュアな通信を確立します。

セキュリティ概要

KES P2P Linkは、暗号化技術と独自の通信方式を組み合わせ、以下の4点により高いセキュリティを実現しています。

 

①プライベートIP使用によるIP秘匿

②全受信ポート閉鎖による外部攻撃耐性

③P2P通信でサーバーリスクを回避

④ブロック暗号による通信暗号化。

 

セキュリティ関する情報は「詳細資料」に記載

設置先のネットワーク環境に依存しない

LTE通信(モバイル回線)を使用した通信を行うため、設置先のネットワーク環境に依存しません、そのため電波干渉のリスクを回避し、ネット環境が未整備の場所でもお使いいただけます。モバイル回線契約はどのキャリアでも可能で、弊社で調達、ご提供することも、お客様自身でご契約いただくことも可能です。

対象国

・アジア地域12ヶ国
・北米(アメリカ・カナダ)
・ヨーロッパ地域27ヶ国

・その他6ヶ国

 

詳細な対応国は「詳細資料」に記載

回線契約について

SIMカードの調達はお客様自身がしていただくことも、弊社からご提供させていただくことも可能です。

softbank・docomo・au等に対応していますが、ご使用される地域により電波状況が異なるため「デモ機のお貸出し」を承っております。

詳しくは「お問い合わせ」下さい

 

機能追加カスタマイズサービス

KES P2P Linkの標準機能にプラスで機能追加を行うことが可能です、製品本体の機能追加のみではなく周辺環境の開発まで幅広く承ります。

KES P2P Link開発者
CTO 小西浩之

金沢エンジニアリングシステムズではカスタマイズ対応はもちろん、
IoTソリューション全体の開発を要件定義から承っております。


IoTソリューション開発の取り組み

プロトコル追加対応

標準対応していないPLCやセンサーとの通信プロトコルを追加実装。

データ処理の最適化

お客様独自のデータ形式への変換や、演算機能の強化。

クラウド選定・連携強化

標準対応していない特定のクラウドサービスやオンプレミス環境へのデータ転送の最適化。

セキュリティ要件対応

VPNや独自の暗号化通信を追加。

UI/UXカスタマイズ

BIツールの選定から既存ダッシュボードのカスタマイズや新規開発、管理画面の改修。

エッジコンピューティング機能の拡張

現場でのデータ分析・フィルタリングの高度化。
AIを使ったデータ解析。

採用事例

遠隔でのPLCメンテナンス

現地工場のPLCと本社間でL2接続を実現し、リモートから設定変更・障害対応を可能にして保守効率を大幅に向上。

サーバ開発業務の遠隔化

遠隔地にある大型機械の制御盤にKES P2P Linkを導入し、本社から遠隔で直接アクセス。トラブル時の即時対応や作業効率向上を実現

インフラ工事現場のネットワーク構築

広域なインフラ工事現場で稼働する機器を接続するローカルネットワークをLTE回線で構築、遠隔からのメンテナンス作業も同時に実現。


接続構成パターンの例


詳細資料ダウンロード

  • 掲載内容
  • 接続の仕組み
  • ハードウェアスペック
  • 各種機能詳細
  • 対応国
  • 採用事例

Web会議で製品のご説明を承っております

ご希望の方は「お問い合わせ」よりお申込み下さい

076-224-7565

受付時間 平日 10:00~17:00


お見積もり・お問い合わせ


FAQ


デモ機無料貸し出し

製品ラインナップ

KES IoT Link for BB
KES IoT Link for CE
KES IoT Link for NP
KES IoT Link for BB

 

製品名:KES IoT Link for BB

 

対応国         日本/海外

上位回線        LTE回線/WiFi

子機同時接続台数    5台

 

※ハードウェアの詳細スペックはこちら

KES IoT Link for CE

 

製品名:KES IoT Link for CE

 

対応国         日本

上位回線        LTE回線/有線LAN

子機同時接続台数    1台

 

※ハードウェアの詳細スペックはこちら

KES IoT Link for NP

 

製品名:KES IoT Link for NP

 

対応国         日本

上位回線        有線LAN

子機同時接続台数   5台

 

※ハードウェアの詳細スペックは「詳細資料」にて掲載

モバイル領域

セキュアなネットワークを自由自在に

遠隔操作、ネットワーク構築


詳細資料請求


無料デモ機貸出

完全に設定不要な
ネットワーク構築デバイス


主な使用用途

1. 産業機器(PLCやHMIなど)の遠隔メンテナンス

2. サーバー・PC・NASの遠隔バックアップおよび監視

3. LTE通信による通信回線の冗長化・バックアップ回線

4. 複数拠点間のネットワーク統合(最大子機5台)

5. 海外拠点のネットワーク延長(グローバル対応)

KES IoT Logic との違い

ハードウェア(筐体)は同じですがソフトウェアが違います。

KES P2P Link

LTE回線を使って遠隔地同士をネットワークで繋ぐ装置です。設定不要で手軽に導入でき、安定した通信環境を構築し、産業機器などの遠隔操作や管理を支援します​。

KES IoT Logic

PLCやセンサーからデータを収集し、各種クラウド(AWS IoT、Microsoft Azureなど)やオンプレサーバーに送信するIoTゲートウェイです。主に遠隔監視のために使用し、現場から収集したデータはクラウド上でグラフ化されリアルタイムでの監視や、長期間収集したデータの解析などに利用されます。

https://www.kanazawa-es-biz.com/wp-content/uploads/2025/06/Link_PV_typeC_18M.mp4

モバイル通信

固定回線不要で設置場所を選ばず
通信インフラがない現場でも即時運用が可能。

設定不要

電源投入後自動でセッションを構築
専門知識を持たないユーザーでも簡単に運用可能。

セキュアな通信

独自P2P暗号化技術でセキュアな通信を実現。

L2延伸

ネットワークレイヤー2での通信を行うため
プロトコル制限なく遠隔操作や同期制御が可能。

海外対応

46カ国以上で利用可能
現地回線に依存せずグローバルな機器管理が実現。

設定不要でネットワークを構築、
既存設備を遠隔化

接続対象の機器同士が同一ネットワーク上に存在する状態になる

KES P2P Linkはモバイル回線を利用し、ネットワークを構築・拡張するためのサービスです。本製品はP2P通信を用いた独自の通信方式を採用しており、製造・建設・物流などの現場で使用される産業向け設備の遠隔化などに求められるレベルのセキュアな通信を行います。LTE回線を使用しEthernetを延長するため、一切の設定が不要で、かつネットワークインフラが未整備の現場でも即時運用が可能です。

下位側通信規格

Ethernet
・有線LAN (RJ45)

カスタム仕様
・Wifi(標準では非対応)

上位側通信規格

モバイル回線(4GLTE/3G/2G)

・WiFi

・有線LAN

対応機器

  • ・PLC(シーケンサ)

  • ・タッチパネル・HMI

  • ・ロボットコントローラ

  • ・産業用カメラ・画像処理機

  • ・計測機器・検査装置

  • ・SCADA・制御監視装置

  • ・ネットワークストレージ(NAS)

  • ・インバータ/サーボドライバ


詳細資料ダウンロード

  • 掲載内容
  • 接続の仕組み
  • ハードウェアスペック
  • 各種機能詳細
  • 対応国
  • 採用事例


電源を入れてLEDランプの点灯を待つだけ

 本製品はEthernetをそのまま延長するため、専用のGUIなどは存在せず、運用時も一切の操作が不要です。 導入・運用方法が簡素化されているため、技術的な専門知識を持たないユーザーにもご利用いただけます。

複数台連携でネットワーク接続を行う場合

接続先を切り替える構成でお使いいただく場合は「子機切り替えアプリ」を使って接続先デバイスを指定する必要があります。
デバイス管理と接続先の指定ができる簡便な仕様となっております。

 

※実際の管理画面

切り替え接続

一台の子機から親機に対して切り替えての接続が可能です、各拠点に親機を設置し、接続先を切り替えてのメンテナンス作業などを可能にします。

同時接続

一台の親機に対して複数台同時に接続が可能です。社内サーバーへの遠隔接続などの用途でお使いいただく際などに接続状況の確認などを行わずに円滑な接続を可能にします。

L2延伸でEthernetをそのまま延長

本製品はEthernetをそのまま延長するため、産業機器が行う独自のプロトコルを使った通信や、機器特有の専用アプリを使った遠隔操作などを可能にします、つまり、超長距離まで有線LANを引き伸ばした状態とあたかも同じ状態を作り出します。

L2延伸とは

レイヤー2(データリンク層)のネットワークを、物理的な距離に関係なく遠隔地まで“そのまま”拡張する技術のことです。通常、離れた拠点同士をつなぐ場合は、VPNなどレイヤー3(L3)以上の接続で構成されますが、これではMACアドレスベースの通信やブロードキャストが通らず、L2での通信が必要な機器やプロトコルが使えないという制限があります。

KES P2P Linkの最大の特長は、このL2延伸をLTEやWi-Fi、有線LAN経由で簡単に実現できる点にあります。

産業現場に必要なセキュリティ

KES P2P Linkはエッジコンピュータと外部ネットワークを,必要な時のみセキュアに接続できる技術を採用。
産業設備のIoT化に必要なセキュア接続を可能にします。
全ポートを閉鎖した状態でも通信可能な独自のP2P通信と暗号化技術によりセキュアな通信を確立します。

セキュリティ概要

KES P2P Linkは、暗号化技術と独自の通信方式を組み合わせ、以下の4点により高いセキュリティを実現しています。

①プライベートIP使用によるIP秘匿

②全受信ポート閉鎖による外部攻撃耐性

③P2P通信でサーバーリスクを回避

④ブロック暗号による通信暗号化。

セキュリティ関する情報は「詳細資料」に記載

設置先のネットワーク環境に依存しない

LTE通信(モバイル回線)を使用した通信を行うため、設置先のネットワーク環境に依存しません、そのため電波干渉のリスクを回避し、ネット環境が未整備の場所でもお使いいただけます。モバイル回線契約はどのキャリアでも可能で、弊社で調達、ご提供することも、お客様自身でご契約いただくことも可能です。

対象国

・アジア地域12ヶ国
・北米(アメリカ・カナダ)
・ヨーロッパ地域27ヶ国

・その他6ヶ国

詳細な対応国は「詳細資料」に記載

回線契約について

SIMカードの調達はお客様自身がしていただくことも、弊社からご提供させていただくことも可能です。

softbank・docomo・au等に対応していますが、ご使用される地域により電波状況が異なるためデモ機のお貸出しを承っております。詳しくは「お問い合わせ」下さい。

採用事例

遠隔でのPLCメンテナンス

現地工場のPLCと本社間でL2接続を実現し、リモートから設定変更・障害対応を可能にして保守効率を大幅に向上。

サーバ開発業務の遠隔化

遠隔地にある大型機械の制御盤にKES P2P Linkを導入し、本社から遠隔で直接アクセス。トラブル時の即時対応や作業効率向上を実現

インフラ工事現場のネットワーク構築

広域なインフラ工事現場で稼働する機器を接続するローカルネットワークをLTE回線で構築、遠隔からのメンテナンス作業も同時に実現。


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